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生の声!中学受験事情を親御さんに聞いてみました!【井戸端会議】

a little girl laying on a bed with lots of books

I R I S / ア イ リ ス

子育て、投資、マインドセット、海外などが好きで、集めた情報を発信しています。娘(小1)、夫(34歳)、3人家族の主婦(34歳)です。不動産投資を2023年にスタートしました。目標は、2029年までに年収1000万円になることです。海外は30ヵ国以上旅して来ました。

東京に引っ越してきたら、中学受験をさせているご家庭が多いことに驚いたことをキッカケに、中学受験の情報を集めました。(中学受験に詳しくないので、間違った情報が入っている可能性や勘違いをしている可能性が十分にあります。)

中学受験を経験した人や塾講師の集まりに行くことがあったので、そこで得た生の意見を記録します。中学受験をサポートした親御さんの意見なので、あくまで参考程度にしてください。

塾名を書いていますが、実際は社長や、塾長、担当の先生によって違うそうです。確かな情報が欲しい場合は、ご自身の目で確かめたり、直接塾に問い合わせることをお勧めします。

塾事情

  • 最近では4年生から入塾が普通
  • 塾名を書いていますが、実際は社長や、塾長、担当の先生によって違う
  • 大手塾がコスパがいい
  • カリキュラム、教材、たくさんの生徒を教えている先生の経験が揃っている
  • 月謝が年額の3%だと思っていい
  • アルバイトの先生でも基準が高めと思っていい(研修体制が整っている、やる気がない人は続かない仕事なため大外れ・やる気のない先生とは出会いにくい)
  • クラスを上に上げることはできないけど、下に下げることはできる(先生と合わなければ下に下げれる)
  • 受験する中学校自体のことを知っている塾の先生は少ないらしい

上位クラスの方が優秀な先生の理由

  • 基本上位クラスの方が、教えるのが上手な先生が担当している
  • でも上位クラスはほっといても勉強する子が多いので、優秀な先生をつける必要ないのでは?という考えもある
  • ただ先生のクラスを下げると、その先生がいいからという理由で、生徒が手を抜いてしまうこともあるため、優秀な先生は上位クラスにいるという事情があるらしい

サピックス

  • 御三家を狙う
  • 宿題がたくさん
  • 親のサポートもしくは家庭教師のサポーツが必要
  • 丸付けやファイルングは親がする
  • 平日に授業
  • 土日休みのため習い事が続けられる(5年生まで?)
  • 4・5年生が一番しんどい
  • 5年生くらいに抽象的な概念が出てくるので掴むのに時間がかかる子もいる
  • 6年生になると反復になるだけなので逆に楽
  • 入塾テスト1・2年生はテストがない?
  • 2年生までに入塾させると入りやすい
  • 3・4年生から弾かれるようになる
  • 2年生までに入れても、難しくてついていけない子もいる
  • 授業はとても面白いという子供たち多数
  • 雑談だらけの先生も(でも話は面白いらしい)
  • 勉強あまりできないのに授業は受けたいと休まなかったという声も
  • コマ数が少ないので、お弁当を作らなくていい
  • 拘束時間が少ない
  • 座席順は基本成績順ではなく、目の悪い子が前など
  • 座席順は6年生の最後の方はテストの成績順になる
  • できるだけ入塾時に上位クラスに入れないと、授業内容に差が出て、上位クラスに入るのが難しくなる
  • サピックスについていけない子を想定した授業の補習をしてくれる家庭教師もある
  • 電話対応しかなくてドライな印象。電話の予約をするためにファックスかメールやフォームを使うらしい
  • 親は授業を見学できない
  • 面談は少ない(年に1・2回、6年生でも夏期講習後と、冬の最終確認だけという声も)

日能研

  • 手厚い、寄り添い系という人がいる一方、ドライという人もいる
  • 親があまりサポートしなくていいという人がいる一方、親のサポート必須で大変だったという人もいる
  • 授業はわかりやすく噛み砕く
  • 拘束時間が長い
  • 毎週テスト
  • 座席順はテストの成績順(競争心のある子には向いている)
  • 土曜日のテストのみしか座席順に反映されない
  • 習い事を土曜日にしたい子は、土曜日のテストを受けるために習い事を休むか、習い事を行くために他の日にテストを受けるか(土曜以外で受けたテストだと、座席順にテストの成績は反映されない)
  • 教師が全員社員
  • 教師の入れ替え激しい
  • 教師のランクがあり、ランクが下がると給料も下がりやめていくから?

家庭教師

  • 大手塾の補習枠を想定した家庭教師がある
  • 1回1万円ほどで月に10万円超えていたご家庭がいた
  • 家庭教師だけで中学受験する人はほとんどいないらしい

Z会

  • 自分で勉強できる子じゃないと厳しい
  • 親がサポートしないと気付けば他事をしてしまう子供もいる
  • 通信と通いがある
  • 親の負担が多い、その分子供がどこで躓いているのか親が理解できる

塾は合格者人数を盛っている?

  • 合格者人数を他の塾の合格者と合わせると、定員超える
  • テストを受けただけの子供の合格も自分の塾の合格者に入れている説

中学受験経験者の意見(現在母親)

メリット

  • 親御さんと濃密な時間を過ごせて楽しかった
  • 親子で頑張っている感があって楽しめた
  • 今でも付き合いがあるのは中高一貫校で一緒だった友達
  • 中学3年生の時にスポーツをやめる必要がなくてよかった

デメリット

  • 上の兄弟がみんな中学校受験をしたので、他の選択肢がなかった
  • 他の友達はみんな遊んでいるのになんで私だけ…
  • 大切な時期は遊んで欲しい
  • 気づいたら塾に通っていた
  • 本人のやる気がないからモチベーションも低く、いい学校に行けなかった
  • 続けたかった習い事を辞めさせられた

国語が大事

  • 国語が大事
  • 国語が上がると他の教科も上がる
  • 最近はどの教科の問題文も長文になってきている
  • 大学受験でも問題文が長くなっている傾向にあるから、中学受験でその基礎を学べるのは良い
  • 読解は難しい(点を稼ぎにくい)
  • 説明文は絶対にどこかに理由が書いてあるから見つけに行くゲームだと思う
  • 国語苦手な人は重要な文の強弱を理解できていない
  • 物語は大事なところに細部が宿る。大事なところだけ丁寧に読む特訓をする
  • 大事なところがどこかわかる先生に教えてもらうのがいいらしい(そんな先生どうやって見つけるの涙 私も教えて欲しい)
  • 理系の大学を出て数学を教えていた塾講師も国語の重要性に気づき国語教師へ転身
  • 国語はいい先生を見つけないと自分で独学で勉強するのは難しい
  • 独学で勉強するのにいいのは算数

帰国子女

  • 英検準一級以上の英語力
  • 3年以上海外在住だと帰国子女枠を確実に取れる
  • 帰国子女枠は難しいところと、一般入試よりも易しいところの2パターンがありそう
  • 帰国子女枠のためのオンライン授業があるところも
  • 一般受験をするために、帰国して塾に入る人も多い(あえて一般受験で受ける)

番外編 感銘を受けた言葉

  • 英語は話せる人が何億人といるから、英語ができるだけではダメ、日本語こそ希少価値がある

お家柄と中高一貫校

    • 受験でお家柄を見ている中高一貫校がある?
    • 慶応だけ合格最低点を公表していない・慶応だけ親子面接という理由で、慶応だけ家柄を見ている説(慶応以外は実力があれば入れる説)
    • 慶応、学習院、青学、立教がお家柄を見るという噂がある
    • 学習院は皇居の人が入っている時期だけ厳しいらしい

中学受験を考えるわけ

  • この集まりにいた人たちはほとんどの方が子供が中学受験をやりたいと言い出したからが理由でした
  • 公立中学が荒れていたから。地域によっては東京リベンジャーズみたいな中学校同士の抗争?的なことがあるところも存在するそう。(現役警察官の声)治安のいい地区への引っ越しの方が確実では?という意見もありました。
  • 住んでいる地域の公立小学校が学級崩壊しているため
  • 23区内はそんなに荒れていない説と荒れているところもある説
  • 区内でも富裕層が住む地域は荒れていないらしい
  • 公立中学は先生の質がガチャ・当たり外れがある(もちろんたくさんいい先生もいる)
  • 学校をよくしたいと思っていても、先生たちがよく転勤になるので学校を変えることは難しい(制度の問題)
  • 私立の方が先生が変わることはあまりなく、しっかりと特色があり、生徒とのマッチングができる
  • 私立は先生をクビにしやすいし、先生に危機感がある
  • 学校の人気が先生たちの収入につながるので真剣に取り組んでいる説

第一志望に受からなかったら

  • 失敗と思わない
  • 子供が失敗と思ってなくても、親が失敗と思っているパターンも多い
  • 子供に通う中学校の良さを伝える

最後に

いかがでしたか?一般の親御さんの意見を記録したので、考えに偏りはあると思います。でも、さっぱり東京のことがわからない身としては、生の声を聞くことができ、なんとなく全体像を掴めたのかなと思います。中には極端な話もあったかもしれませんが、エンタメくらいに思って読んでいただけると嬉しいです!

『二月の勝者』でも読んで、知見を深めようと思います。それでは、また!

 

 

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